居場所をください。




「じゃあさー、みんなでご飯いこうよ。」


ユリ姉が言った。


「そうだね。

ご飯ならみんなで行けるもんね。」


「ってことで来る人ー!」


と、結局亜美ちゃんとユリ姉が決めて

まとめていた。


「……って結局来られるのはハルだけじゃん!」


ユリ姉はちょっと残念そう。

ま、みんな忙しいもんね。


「たまには息抜きしないと

たまっちゃうよー?」


ハルがそういうけど

練習とか仕事とか

みんなにも都合があるのだろう。


「じゃあ鍋にしよ、鍋!」


「ハル、予約よろしく~。」


「えぇ!俺!?」


「いちばん下じゃん。」


「美鈴ちゃんのが年下だし。」


「美鈴ちゃんはトップでしょうが。」


「まぁまぁ、二人とも。

私予約するよ?

えーと、4人だよね。

行きたいとこある人ー。」


ハルは予約とかできない。

しないんじゃなくてできない。たぶん。

やったことがないから。


で、結局私がやるはめになるんだよね。


「「「どこでもー。」」」


「なにそれ。

じゃあ私が決めていいの?」


「おまかせしまーす。」


……………適当だなー、みんな。