「なぁ、美鈴。 髪の毛変えね?」 「え、髪の毛?」 「インパクトほしい。 染めてみない?」 「うん、いーよ。 そういうのに興味ある年頃。」 「よし、ジャケ写前に変えよう。 予約しとく。」 「はーい。」 「服も、メイクも、髪型も 五十嵐美鈴の時代を作ってやる。」 「ふふ、期待してます。」 「で、何買うわけ?」 「服。痩せて着られる服全然なくて。」 「了解。」 お金も最近安定して入ってきてるしね。