私は長曽我部さんとご飯を食べたあと
マスターのお店によってもらった。
「ここ、店なのか?」
「失礼だね。
ちょっと待っててね。」
"close"
……まだ開いてないか。
「いいのか?」
「閉まってたから。」
私は車に戻って、マンションへ帰った。
「明日は8時に第2会議室な。」
「お迎えはないのー?」
「俺は朝から会議だし
佐藤は明日半休で午後からなんだよ。」
「半休?めずらしいね。」
「今日、同窓会があるらしい。
遅くまで飲むんじゃねーの?
だから明日朝は辛い、みたいな。」
「あー、なるほど。
大人は大変ですね。」
「美鈴は呼ばれないから悲しいな。」
「うるさいよ!」
「ま、そういうわけだから
明日は迎えなし。」
「わかりました。」
「じゃ、お疲れ。
また明日な~。」
「おやすみ~。」


