「おはよ、美鈴。 今日はレコーディングだな、いよいよ。」 起きるなり長曽我部さんが言った。 「うん、頑張らないと。」 「俺あの曲聴いたことないし すげー楽しみ。」 「水木先生、もうほめてくれるよ。」 「すげーな。 あの人が誉めるってよっぽどだぞ。」 「そうなの?やったね。」 「来月はMVの撮影な。 それが終わればジャケ写と 宣伝用の撮影。 あ、宣材もあったな。 これ全部やって、今年が終わるな。 年明けからはテレビな。」 「はーい。」