「やべー…これめっちゃ嬉しいんだけど。
しかも美鈴ちゃんとの写真とかレアすぎなんだけど!
いつも撮らせてくれないし!」
「ごめんね、いつも撮れなくて。」
「全然!俺これでじゅうぶんだし!!」
「ならよかった。
それとクリスマスごめんね。
ピアスもありがと。」
「美鈴ちゃんは謝んなくていいし!
1週間ぶりに会えたし!」
颯太はいつも元気だなぁ。
颯太がいるだけでなんか元気になるよ。
「颯太うるさい。
テレビ聞こえないじゃん。」
やはり颯太の声は大きかったようで
藍子が突っ込んだ。
「悪い悪い。
美鈴ちゃん、最優秀新人賞おめでと。」
「ありがと。
いつも応援してくれてありがと。」
「あ、突然仕事モードになったね。」
「だって仕事のこと言うんだもん。」
「まぁ俺はどっちの美鈴ちゃんも好きだけど!」
「はは、ありがと。」


