居場所をください。




それからご飯も食べ終え、

食器を下げてもらって

布団を敷いてもらった。


「さてと、テレビでも見るか。」


「テレビ?長曽我部さんが?」


「いや、俺だってテレビくらい見るわ。」


そういってテレビをつけた長曽我部さん。

でも長曽我部さんはチャンネルを変えてばかり。


「……………もしかして

自分の事務所のタレントの監視?」


「もう癖みたいになってるな。」


「怖いね。」


私が収録の時は必ず来るしね。


「あれ、隼也だ。

今日も仕事なんだ。」


「忙しいやつだからな。

隼也はいろんな番組に出れるから

使いやすいしな。」


「へぇ、年末まで大変だね。」


「明日は休みだけどな。」


そういってまたチャンネルを変える長曽我部さん。


「隼也はもう独り立ち。

俺の監視はいらねーな。」


「隼也はまだ3年目でしょ?

はやいね。」


「あいつは才能あるよ。

貴也には負けるけど。」


ふーん…。