「あれ、父さん早いな。」 リビングへいくとおじさんがもう帰っていた。 「美鈴ちゃんから連絡が来てたからな。 ケーキを買って待ってますって。 だから早く帰ってきたんだよ。 美鈴ちゃん、今日歌いれすぐ終えてくれたしね。」 「おかえりなさい。」 「ただいま。」 「もう聴きましたか?私の曲。」 「うん、もちろん。」 「どうでした?」 「すっごいよかったよ。 発売が楽しみだな。」 「よかったぁ。」 全く記憶ないし。 どんなんになってるのかなぁ…。