居場所をください。




「ま、仕事だから仕方ないけど。」


割り切んなきゃこの世界、やってけないし。


「そうだ。

私のCD聴いた?」


「あぁ、1回。」


「一回だけ?」


「悠斗に貸した。」


「えぇ。

亜樹ってとことん私に興味ないよね。」


「悪いかよ。」


「悪いよ。

もう少し私に興味をもって!」


「俺に興味もたれて嬉しいわけ?」


「颯太なみになったら。」


「無理だな。」


「亜樹が颯太みたいになったら

逆に心配になるかも。」


「まぁありえねーし。」


「キッパリ言わないでよね。

明日私夜生放送だから見てね。」


「なんで俺が。」


「拒否権なしで。」


「何様だよ。」


「美鈴様だよ。」


「アホかテメーは。」


はは、面白い。

この人も一緒にいると落ち着く。

さすが長曽我部一族だね。