居場所をください。




「美鈴ちゃん。」


ハルに呼ばれて、私は二人から離れて

ハルとユリ姉のもとへ行った。


「大丈夫かな…」


ユリ姉も不安そうに見ているけど…


「大丈夫だよ。だって「ごめん。」


両想いだから、と言おうとした時

小林くんが返事をしたのだ。


「……………そっか。わかった。

ありがと。」


栞奈は納得してるけど……………


『ちょ、ちょっと待って!』


私は納得できない。


『なんで?』


私は小林くんに聞いた。


「いや…だって…」


『理由、ちゃんと言った方がいい。

栞奈も、ちゃんと聞いた方がいい。』


私がそういうと、栞奈は小林くんを見た。


「…なんで私じゃだめ?」


栞奈は泣きそうな顔で小林くんに聞いた。


『いや…市川がだめってわけじゃなくて……

……………誰にもいってなかったけど

俺、ここを離れるんだ。

だから…『でも、戻ってくるんでしょ?』


「え?」


『あ。』


私がなんで知ってんの?って感じで

栞奈が見てきた。