居場所をください。




『えーと、お名前は?』


『あ、小林雄太です。』


『小林くん、彼女は?』


『いませんけど…』


って私!何を聞いているんだ!


と、とりあえず高橋に助けを求めよう。

と思って視線を送る。


『え、えーと…

市川さん…「大丈夫です。」


困っている高橋に栞奈が言った。


「大丈夫です。

自分で言えますから。」


栞奈……………

がんばれ。


「ねぇ、小林。」


「なに?」


がんばれ。


栞奈は私を見たから

私は栞奈にマイクを向けた。


『……………私、小林のこと好き。』


「「おーー!」」


栞奈の一言に、盛り上がる会場。


「小林くん…。」


私は不安で小林くんを見た。