居場所をください。




「はい、できた!」


「ありがとー!」


メイクはさっきよりも濃く、ステージメイクに。

髪の毛は緩く巻いてポニーテールに。

この方が踊りやすいから助かる。


「時間ないし、早く戻りな?

私もここ片付けとくし!」


「うん!ありがとね~。」


私は進路指導室を出て

控え室へと戻った。



「支度できた~。」


「おう。

ライブ用だな、完全に。」


「そうだね。」


私は長曽我部さんの隣へ座った。


「長曽我部さん、写メ撮ろ。」


「俺もブログに載せる気かよ。」


「いいじゃん。

はい、こっち向いて~。」


なんだかんだ長曽我部さんは

一緒に写メを撮ってくれた。


「美鈴ちゃん、俺もー!」


私たちを見て、ハルがこちらへ来た。


「うん、じゃあみんなで撮ろ。

長曽我部さんカメラお願いね~。」


「はいはい。」