居場所をください。




「ねー、美鈴ちゃん。

またへそ出し流行らせてよ!」


突然ハルが言った。


「へそ出しねぇ…。」


私より先に長曽我部さんが反応した。


「なんで私に言うの。

それに今時そんな服売ってないじゃん。」


「だって美鈴ちゃんの髪の毛

ちゃんと流行りだしてるじゃん。

服もいけるかもしれないし。」


「そんなうまくいくかな。

まぁ今は寒いから無理だけど。

…っていうかハルの個人的な願いじゃないの?それ。」


「女の子は出してた方がいいよ!」


「ただの変態じゃん。」


「えぇ!変態扱いは辛いよ!」


「さっき美鈴ちゃんの踊ってるとこ見て

足きれいだよな~とかぼやいてたしね。」


と、ユリ姉までハルをいじめだした。


「えぇ!聞いてたの!?」


「あんなでかい声で一人言言ってたら

嫌でも聞こえるって。」


「ハルって変態だったんだねぇ。」


「えぇ!違うって!」


はは、面白いや。


「ハル、完全に遊ばれてるぞ。」


結局瞬がハルを助けるのであった。


「そういえば亜美ちゃんは?」


ダンサーで、今日来る予定の亜美ちゃんは

まだ来ていなかったのだ。


「亜美ももうすぐ来るよ。」


「そっか、よかった。」