居場所をください。




歩いて15分…。

私は会社につき、食堂に向かった。


「おっそ!」

やっぱここにいた。

「早いよ。

ってか貴也はいないんだね?」


「貴也はまだ仕事~。」


「二人でご飯いって良いの?」


「いいじゃん、たまには。」


そういって隼也は立ち上がった。


「それに俺、結構ばれないし。」


そういって髪型を変えて、眼鏡を掛けた。


「これでよし。行こ。」


「で、どこ行くの?」


「ファミレス~。」


「え、本当に大丈夫?」


「逆にばれないもんなの。

貴也といたらバレるけど、他だと結構平気。

あ、でももんじゃでもいいなー。」


「あ、もんじゃがいい!」


「じゃあ行こ。」