居場所をください。




「美鈴、飯どうする?」


「長曽我部さんが聞いてくるなんてめずらしいね?」


「弁当あるけど。

いつ食う?って話。」


「あ!長曽我部さんのお弁当じゃん!」


「文化祭の飯で昼済ませてるからな。」


栄養がガタガタ、ってことでしょうか。


「もう少し踊ってからにする。

メイクとか直す前に。」


「了解。」


瞬はというと、録画していた今のダンスを

確認している。


ダンサーの中では瞬が一応一番うまいらしくて

ダンススクールも開いているくらい。


振り付けもほぼ瞬だ。



「どう?私揃ってる?」


「うん。今のところは全く問題なし。

でもこの次の1st dayは激しいダンスに

アップテンポの曲を歌いながらだから

そこだけが心配。」


「なるほどね~。

まぁ他の曲はそこまで激しく踊らないもんね、私。」