居場所をください。




控え室へ戻った私は

練習着に着替えて狭い控え室で

一通り歌って踊った。


「あっつー。

これ制服で踊るのきついし

ブレザーはいらないや。」


「お好きにどーぞ。」


長曽我部さんはパソコンから目を離さず言った。

私たちのダンスには全く興味なしですか。


「後夜祭ってもう始まってるの?」


「まだ。あと15分くらい。」


「ふーん。」


なにやるんだっけ。

バンドとか吹奏楽とか?

…あとなにやるんだろ。


「これ。」


「んー?あ、プログラム。」


私が悩んでるのを見て

長曽我部さんがプログラムを渡してきた。



あぁ、そうだ。

イケメンコンテストね。


それに売り上げの順位発表か。

宣伝した高橋のクラス

下位だったらちょっと悲しいかも。


私はかなり後半なのね。

私のあとに閉会の言葉で終わり、か。


閉会の言葉って。