居場所をください。





「あ、出てきた。」


朔也に追い出されて外に出ると

みんなが私たちを待っていた。


「美鈴、大丈夫だった!?」


夏音が心配そうに私に言った。


「なにが?」


「お化け屋敷!」


「え?うん。全然平気だよ。」


「夏音めっちゃビビってたもんな~。」


高橋が楽しそうに言った。


「え、あれで?」


どこが怖いんだ…?


「あれでって…すっごい怖かったのに!」


「……………うん。夏音はそれでいいよ。

可愛いし。」


お化け屋敷は叫ぶ方が可愛いよ。

私たちみたいにシカトするのはよくないね。



「じゃあ次いくか~。」


というわけで、また移動です。