居場所をください。




高校の前につくと、すでに高橋が待っていた。


「じゃ、ありがとね。」


私は車から降りた。


「美鈴!」


私が高橋に近づこうとすると

永田さんに止められた。


「明日は8時からだから。」


「えー、はや。鬼。

長曽我部さんといけばいい?」


「いや、俺が迎えいく。

長曽我部さんはもっと早い。」


へー、すごいな、あの人は。


「了解しました。」


「それと明日昼は学校行けるから

その支度もな。」


「昼だけ?お昼食べて帰るの?」


「そ。13時からレッスン入ってるから

かなり急ぎだけどな。」


「えー、わかりました。」


「じゃーお疲れ。」


「お疲れ様ですー。」



そして私は高橋のところへ向かった。