居場所をください。




コンコン…


「はーい。」


藍子の返事が聞こえて

ドアを開ける。


「こんにちは、生意気娘。

助っ人を連れてきたよ。」


「誰が生意気娘よ。

……………でもまじ感謝。

私だけじゃ終わらないよー!」


「だと思った。

朔也、頭いいし。

……………他のみんなは知らないけど。」


「まぁ朔也と岳がいれば

宿題くらいすぐ終わるんじゃね?」


というのは悠斗。


「……………読書感想文は悠斗の仕事だな。」


「えー!そんなめんどくせー宿題あんのかよ!」


「悠斗得意じゃん。」


「ま、俺は本読めなくても書けるからね。」


「え、すごいね。」


「俺文才あるからさ~。」


「じゃあたまに私の歌詞も手伝って~。」


「それはさすがにダメだと思う。」


颯太が冷静に突っ込んだ。


「じゃあ私は邪魔だし向こうに行くね。」


「え、美鈴!

今日和也いるけど…。」


「大丈夫。

前に朔也が殴ったから。」


「えぇ!?

どういうこと!?」


「ま、そこらへんは宿題やりながら朔也に聞いてよ。

私向こうにいるから。」


「……………亜樹と颯太もいきなよ。

美鈴を一人にしないで。」


「心配しすぎでしょ。

別に大丈夫なのに。

藍子は自分の宿題だけやってなよ。」


私はそういって部屋を出た。

続いて亜樹と颯太も。