翌日ー 「私先に行くね! 貴也戸締まりしてきてね!」 「おう、じゃあまたな。」 「うん!」 長曽我部さんから連絡が来て 私は一人で部屋を出た。 こんなことも珍しくはない。 貴也一人部屋にいることも本当に増えた。 「おはよー。」 「おはよう。行くか。」 とりあえずは会社。 打ち合わせからね。 「今日の仕事は楽しくなるぞ。」 「どれが?」 「それはやってりゃわかる。」 「なにそれ。」