水族館を出ると昼食を済ませ帰路に就いた。



「直寿、昨日今日と2日間本当に楽しかったありがとう。盆と正月が来たみたいだったよ!」



「アハハハハ盆と正月か?稀美果、爺くさい事言うな?」



「うん!お父様が嬉しい事があるとよく言うの!今日はお父様の気持ちが凄ーく分かった気がする。でも…明日からは……」



「明日からはまた寂しい思いさせるけど、またデートしに来ような!」と稀美果の頭をポンポンとして

「あの水族館夏には夜間営業もするらしいしからな」と言う。



「え?じゃーまた夏に連れて来てくれるの?直寿大好きー!!」



稀美果は運転してる直寿に抱き着いた。



「こら!危ないだろ!」



「ごめーん…」と稀美果は肩をすくめた。



帰りは少し渋滞もあり家に帰って来たのは22時を過ぎていた。



「直寿、お疲れ様!すぐお風呂の用意するね!」



稀美果がお風呂に入りベットに入ったの日付が変わっていた。

直寿は長時間の運転で疲れていたのだろう、稀美果がお風呂から出てきた時にはもう寝ていた。



そりゃー疲れるよね…

休憩しながらと言っても8時間以上もひとりで運転したんだから…



「直寿ありがとう」



そっと直寿の頬にキスを落とす。