たとえ、私が何をされようとも
聖夜がいてくれれば私は生きていける

でも、聖夜に彼女がいたら?
私は邪魔者だ、

「はぁ、一目惚れするってほんと
ありえない」

私が一目惚れをした

桜華の幹部に一目惚れをした時以来だった


一目惚れは、絶対に続かない
そう、私はなくなったお兄ちゃんに教わった。

だから、一目惚れしたくなかったのに……

聖夜は、私の本当のことを知ったら、
どうするのかな?

自問自答を繰り返していると、
下駄箱まで、辿り着いた