「でもね、退院して外に出て太陽の光浴びると
あぁ、生きててよかった。
って思うよ、絶対。
生きてるんだ、治ったんだって。」
涙が出そうなくらい、
あの瞬間が本当に嬉しかったんだ。
「だから大輝も頑張んなよ。」
「由茉でも乗り越えたんだもんな。」
「そうだよ!」
……………それにしても身長差。
湊とも身長差感じるけど
この人はさらに高い。
「何見てんの?」
「背高いなーって。」
「由茉がちびなんだよ。」
「チビじゃないし!」
気にしてることを!!
そんな会話をして
少し遠い洗面所へとついた。
「あ、その歯みがき粉懐かしー。
ここの売店のだよね。」
それは私も昔使っていた、
アメリカの歯みがき粉。
「あぁ、まーね。
これしか変えないし。
久しぶり使う?」
「はは、使いたい。
この香り好きだったんだ~。
帰り買っていこうかな。」
「どんだけ好きなんだよ。」
そう言って渡してくる歯みがき粉を受け取り、
歯ブラシにつける。
「はは、懐かしい。」


