そして大輝は翌日、移植することが決まったのだ。
「じゃあ俺はまた明日来るな。」
「うん!遅くまでありがとね。」
夕食を食べ終え、面会時間ももう終わり。
湊はベッドから立ち上がった。
「大輝は明日は会えねーか。
じゃあ目を覚ましたときだな。
頑張れよ。」
「おう。」
なんだかんだ仲良さげ?
湊はあんまり人と仲良くする方じゃないから
なんだか変な感じ。
「さてと、歯磨き行こうかな。
大輝も行く?」
「行く行く。」
私たちは一緒に洗面所へと向かった。
「今のうちに言っとくけど
術後はすっごい辛いよ。」
「脅すなよ。」
「もうね、呼吸も辛いし、
麻酔は一応常に入れてくれてるんだけど
それでも術中の麻酔みたいに強力ではないから
痛くて寝てられないし、もうとにかく痛い。
ほんっとに痛い。もう痛いしかいうことない。
あ、あとね、熱が出るよ。
それもまただるくて辛い。
で、元気になるとリハビリが始まるんだけど
それももう痛くて辛い。
で、座れるようになると流動食出てくるんだけど
それもまずくて全然食べられない。」
「……………嫌なことばっかいうなよ。」


