生きる。~番外編~




「由茉様はたくさんの人に守られていますよ。」


「ふふ、そうみたいだね。

湊に片桐さん、新井さん

それに一輝に晴輝……」


「爽たちも忘れんなよ。」


「そうだね。

それに和真と大翔も今日来てくれたもんね。

湊はいろんな人に見守られてたねぇ。」


「……うるせーよ。」


「あの、時間は大丈夫ですか?」


新井さんが申し訳そうに言った。


「あと30分しかないじゃん!

湊、急ご!」


「由茉、指輪は?」


「それは結婚式まで大事にとっておいて?」


「……わかったよ。」


「湊、行こ!

新井さん車お願い!」


「先に用意して参ります。」


新井さんは先に家を出ていった。


「湊様、こちらを。」


片桐さんがそういって渡したのは

婚姻届の入った封筒。


「さんきゅ。

由茉、行こう。」


「うん!」


私はお皿を片付けて

湊の元へ向かった。