「……………下行こ。
片桐さん待たせ過ぎだよね。」
「それもそうだな。」
……………って俺立てなかったんだ。
「あのさ、悪い。
新井を呼んできて。」
「え?新井さん?なんで?」
「内緒。」
「えー、なにそれー。
まぁいいや。
ちょっと待っててね。」
俺は由茉が階段を降りていく音を確認してから
痛い体をなんとか起こした。
「…ってぇー…
まじでダサいわ。」
「ほんとださいな。」
……………来んのはやっ。
「まじで一輝さんの本気は恐ろしいっす。」
「それはみんな知ってる。
ほら、立てよ。」
「すみません。」
誠一さんに支えられて
なんとか立ち上がり、一緒に階段を降りた。


