生きる。~番外編~




「あのさ、私が倒れる前

湊が私に言ったことも覚えてる?」


「え、悪い。

倒れたところからしか記憶がない…」


「そっかぁ。

あのね、私、湊に弱音を吐いたことがあるの。

何回もね。

神様はなんで私を健康に産んでくれなかったのかな

って言ったら湊は私に

由茉ちゃんが強い人間だからだよ。

って言ったの。

弱い人間にはそんな試練与えないって。

小さいのに難しい言葉知ってるよね。」


「あぁ、まぁ……勉強はさせられてたし。」


「それにね、私神様を恨むよって言ったら

でもいつか許せるときが来るよ

って言ったの。湊。

いつか許して、笑えるときが来るよって。」


「……………あー、思い出した。

言ったな、そんなこと。」


しかも俺そのあと超恥ずかしいこといってなかったか?


「僕が由茉ちゃんを幸せにするから

由茉ちゃんを幸せで溢れさせるから!

僕が由茉ちゃんを笑顔にするんだ!

って言ってくれたのも嬉しかったな~。」


「……すげーしっかり覚えてるんだな。」


「はは、まーね。」


まじで俺、ガキの頃どんだけ恥ずかしかったんだよ……