生きる。~番外編~



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「由茉!由茉!!」


「……………ん……あれぇ?

ママ…パパ…一輝にぃに、晴輝にぃに

どうしたの?」


「由茉ちゃん!」


「あ、湊くん。

私……また寝ちゃってたの?」


「そうだよ!

みんなで由茉ちゃんのケーキ、

食べようとしてたらいきなりバタンって!

大丈夫?痛くない?」


「うん、痛くないよ。」


「よかったぁ。」


「……湊、俺の部屋に行こう?」


「うん!一輝お兄ちゃんの部屋で遊ぶ~!

由茉ちゃん、またあとでね!」


……………あれ……これは……


「一輝お兄ちゃん、どうしたの?

泣いてるの?」


「……大丈夫だよ。」


「由茉ちゃん、また一緒に遊べるかなぁ。」


「遊べるよ。

でもまたいつ倒れるかわからないから

なるべく下で遊ぼうな。」


「由茉ちゃん、なんで倒れちゃうの?

心臓、誰かにもらわなかゃだめなの?」


「そうだよ。

それまではいきなり倒れちゃうことがあるんだ。

……………それまでは走ったり、跳んだりもできない。

由茉は、走りたくても走れないんだ。

だから由茉の前ではなるべく走ったりしないでね。

由茉も走りたくなっちゃうから。」


「……うん、わかった!」


「湊はえらいな。」


「へへ!」