「……………そういうこと。」
湊はようやく状況を把握したようです。
「でもなんでここなの?
今の子達に迷惑じゃん。」
「いいだろ、別に。
ここの所有者は湊んちだし。」
「そういう問題じゃないって。」
「由茉様、こちらに。」
片桐さんはこの状況をまったく気にすることなく
私に椅子を用意した。
「ありがと。」
「こちらを。」
そして紅茶まで。
どこの奥さまですか、私。
「遅れましたー!!!」
そこにうるさい二人も来た。
「なんで和真と大翔も知ってるの。」
「俺らの情報網なめないでください!」
「え!誠一さんまでいるじゃないですか!」
「当たり前だろ。静かにしろ。」
新井さんに言われて、和真は静かになった。
「じゃ、始めるか。」
「はい。」
湊が上着を脱いだので
すかさず私は取りに行った。


