生きる。~番外編~





渋滞にハマりつつ、8時に空港へついた。


「急ぎましょう。」


車は新井さんに任せて

私と片桐さんはターミナルへ向かった。


「こちらです。

もう到着されているはずなので、

もうすぐ出てこられると思います。」


「なんとか間に合ったぁ。

ね、柳さんはどうするの?」


「旦那様から説明が行ってると思うので、

湊様は私たちと行き、柳たちは屋敷へ戻ります。」


「タクシーとかで?」


「はい。」


ふーん、なるほど。


「由茉。」


私が片桐さんと待っていると

横から愛しい人の声が聞こえた。


「湊!」


「ただいま。」


「おかえり!」


たった数日でも再会はやっぱり嬉しいものです。


「よう、由茉。久しぶりだな。」


「あ、雄。大人になったねぇ。」


「お前は親か。」



「由茉、サインして持ってきたか?」


「うん!車にあるよ。」


私がそう答えると

湊は嬉しそうに笑った。