「新井さん、いつもそうやって喋ればいいのに。」
「それはできません。
私は由茉様に仕える身ですので。」
「もとに戻ってるし。」
それから私はマンションへ戻った。
「新井さんは私がマンションにいるとき
なにしてるの?」
「屋敷に戻り、車の掃除や
屋敷の掃除をさせていただいております。」
「新井さんも屋敷に住んでる?」
「いえ、私は一人ですんでいます。」
へー、そうなんだ。
毎日一緒にいるのに知らないこと多いなぁ。
そして部屋に到着し、私は部屋へと入る。
「では、私はこれで。」
「うん、今日はありがとね~。」
新井さんもいつか執事となるのかな。
片桐さんがいるからずっと運転手なのかな。
湊にも執事って柳さんしかいないし……
~♪~♪~♪
ん?
"着信 柳さん"
えぇ、柳さん?なぜ?
「はい。」
『お忙しいところ申し訳ありません。』
いえいえ、全然忙しくないよ。
「いえ、どうしたんですか?」
わざわざ国際電話って。
『湊様の帰国日時をお伝えしたく、
お電話差し上げました。』
「あ、もう帰ってくるんですか?
いつですか?」
『日本時間、明日午前8時15分成田到着でございます。』
「え、早い!
わかりました。」
『それでは、失礼致します。』
私は電話を切った。
明日って。めっちゃ早いですな。
……明日、私誕生日だよ。
覚えてるかな?


