「ところでお前ら泊まってくわけ?」


「え?

あー、いや、帰るわ。


湊見てたら俺ももっとやんねーとって思えたわ。」


「は?俺かよ。」


「私も、由茉見習わないと。」


「私なんか見習っちゃダメだよ。

でも慣れるまではお互い頑張ってね。」


「おう。いろいろありがとな。」


「颯がお礼を言った。」


「だーからお前は俺をなんだと思ってんだよ。」


「そのセリフも久々だ~。」


「じゃーな、気を付けろよ。」


「おう。」


「由茉、また遊ぼうね。」


「うん!またね!」


颯と美月は仲良く帰っていって

私たちもひと安心だった。