「湊、早く座れよ。由茉ちゃんも。」


哉斗がソファへ促した。


そして湊の誕生日会が始まったのだ。


「今日は哉斗の料理な訳?」


「由茉ちゃんは湊と出掛けてたんだから当たり前。」


「ふーん、まあいいや。」


「でもケーキは私が作ったよ。」


「またあんの?」


「生クリームではないけどね。」


「ってことで湊、誕生日おめでとー!」


と司くんが湊にプレゼントを差し出した。


それに続いてみんなもプレゼントを。