そんな話をしてたら湊が帰ってきた。
「おかえり。
ってご飯の支度忘れてた!」
「いいよ、外食しよ。早く帰れたし。
で、和真はなにしてんだよ。」
「和真、今日人を殴ってたの。」
「は?和真が?」
「うん。
でもね、すーっごいムカつく人だった。
和真が殴るのもわかるよ。
ちなみにそのムカつく人、
橘建築に内定もらったんだって。」
「は?俺んちかよ。
で、どうむかつくわけ?」
「如月をバカにしたんだって。
暴走族なんて負け組だって。
私、撤回してくださいって言ったんだけど
撤回はしてくれなかったよ。」
「へー、よく言えたな。
俺も父さんも族上がりなのにな。」
「ほんとだよ!
もうすっごいむかついた!
あんな人に内定が出て和真がダメだったなんて!」
「なに、和真も受けたのか?」
「あ、はい。
橘建築は第一希望でした。」
「そうか。
俺に言えばよかったろ。」
「そういうのは嫌なんだって。
贔屓目で見られるから。」
「ふーん…。
で、そいつ名前は?」
「風間って言ってたよ。」
「俺話聞いとくわ。
それより着替えたら飯いこ。
あ、由茉髪色かわいい。」
「ふふ、ありがと。」


