「聞いてますか?
早く撤回してください。」
「……………なんでだよ。」
「あなた、そこで働きたいんでしょう?」
「関係ねーだろ。」
「あなたの上司が暴走族だったら………
あなたはどうするんですか?
そこの社長が暴走族だったら……………
……………橘グループの会長が暴走族だったら。
あなたは上司を貶して働くのですか?」
「……………そんなことはありえない。
俺の憧れている会社だからな。」
「そう、わかった。
じゃあそうやってお伝えしておきます。
和真、謝りなさい。」
「……………悪かったな。」
よし。
「じゃ、帰ろ。」
私たちは車へ戻った。
そして、和真と自宅へ戻った。


