「ちょっと出掛けるか。」 私たちはまた出掛けた。 とりあえずお昼を食べてから買い物に。 「何買うの?」 「由茉とお揃いのもの。」 「え?」 「ほしかったんじゃねーの。」 「……………いらないよ。 それじゃ美波に対抗してるだけみたいだもん。 だからいらない。 私には指輪があるから大丈夫だよ。」 「……………そうか。 わかったよ。」 湊はあっさりと諦めた。 その程度ならいらない。 湊がほしいと思ってくれるまで 私はいらないよ。 どこまでも私はわがままで 素直じゃないよね。