「ところで時間調べた?」 「おう、あと20分。 若干急がねーとな。」 「だね!急ご!」 そう言って私は階段を降りるスピードを早めた。 その時、すれ違いの人にぶつかり、足を踏み外した。 「わっ…!」 落ちる……! 「……………っと…」 ……ん? 「あっぶねーな。 お前な、今腕を怪我したらどうすんだよ。 気を付けてろよ。」 気がつけば私の腰に腕がまわされ、 優希に抱き止められていた。 「………わっ! あ、すみません…。」 近くてびっくりしたー。 私の心臓はうるさいくらいドキドキしていた。