そして放課後ー
結局優希は一度も教室に来なかった。
そんなんでも頭いいのが羨ましい。
勉強も教えてくれないかなー。
そんなことを考えつつ、音楽室へ向かった。
「優希~。」
音楽室につくと優希は寝ていた。
初めて見る優希の寝顔は少し幼くて
なんだか懐かしい顔をしていて
私の胸が高鳴った。
……………どうした、私の心臓。
落ち着け、落ち着け…。
初めて感じる動悸に戸惑いを隠せない。
「優希!優希!」
こうなったら起こすしかない!!
「おーきーてー!」
「……………ん…」
「あ、起きた?」
「んー……凛音か…。」
「もう放課後だよ?」
「あぁ…、行くか~。」
そう言って伸びをした。


