「6時には終わるんだろ? 最後に課題曲通して終わり。」 「はーい。」 私は最初から最後まで弾いた。 たった2週間。 たった2週間でここまで上達したのは 絶対に優希のおかげなんだ。 「課題曲はほとんどいいな。」 「ほんと!?」 「あぁ。凛音は覚えんのがはえーからな。」 そう言って微笑む優希に 私の胸が高鳴った。 ……………そんな顔もできるんじゃん。