「優希、放課後学校でもいい?今日。」


「どこでもいーよ。」


「じゃあ学校ね。

音楽室でお願いします。」


「はいはい。」


私は優希との時間が楽しくて削りたくなくて

あんなに待ってたお兄ちゃんに似た大貴くんより

私は優希との時間の方が大事になっていたんだ。