それから私たちはリビングに戻り
玲音もいれて雑談をして大貴くんは帰ってった。
「……………ねぇ、玲音。
子供の頃のお兄ちゃんって
大貴くんなのかな………。」
「は?そうなの?」
「顔が似てるの。
それに子犬のワルツも弾けるし…。」
「じゃあなんで疑問系なわけ?」
「んー、私の記憶だと年齢は1つ上だし
それに子犬のワルツがなんかちょっと違う…。」
「でも顔は似てるんだろ?」
「似てる。喋り方も似てる。」
「じゃあそうなんじゃねーの?
年齢は間違って覚えてただけかもだし
ピアノはガキの頃より上達したんじゃねーの?」
「かなぁ………。」
「それに確かあいつガキの頃に
病院で知り合った年下の女の子が忘れられない
その子は子犬のワルツをいつも聴いてた
って言ってたしさ。そうじゃねーの?」
「……………かなぁ。」


