10年前の約束。



「はい、子犬のワルツからね!」


「からねって…俺に何曲弾かせる気だよ。」


「いいじゃん、お願い!」


「ったく、しかたねーな。」


そう言って弾く優希の隣で優希のピアノを聴く。


あの頃とは見た目も関係も違うけど…

ピアノの音色は変わらない。


私が聴きたかった演奏…。