「そろそろ信じたか? 俺があのときのお兄ちゃんだったって。」 そう言うと優希はまた子犬のワルツを弾いた。 それが懐かしくて……私は涙を流した。 優希は弾き終えると泣いてる私を抱き締めた。 「……ずっと、会いたかったよ…お兄ちゃん。」 「約束、覚えててくれてありがとな。」 大好きだったお兄ちゃんに会えて 大好きだったお兄ちゃんが優希で 私の感情はぐちゃぐちゃだった。