「そしたらまさかの同じクラスだろ。
気づかれねーかなとか思ったのに
隣の席になってもお前ぜんっぜん気づかねーし
会ったらたぶんわかるとかいいながら
俺のことはぜんっぜんわかってねーし
他の男のことを勝手に勘違いし始めるし
こいつこんなアホだったのかと思い知ったわ。」
「だって……面影全然ないじゃん…。
お兄ちゃんそんな金髪じゃなかったし
優しさの塊だったし…。」
「凛音の中でガキの頃の俺って
いったいどんなんだったんだよ。」
「……優しくてピアノが上手で
ピアノを教えるのが上手な人。」
「俺は?」
「……怖いけど以外と優しくて
ピアノ教えるのも上手くて…。
……あんまり変わらないかも…。
凛音は覚えるのが早いからなって
お兄ちゃんもよく言ってたし…。」


