10年前の約束。




……………間違いない、この弾き方…

そして、子犬のワルツ………。


お兄ちゃん……!


私は息を切らしたまま音楽室のドアを開けた。





え……………




「優希……………。」


ピアノの前に座っていたのは優希だった。



「待って………今、優希が……?」


「他に誰がいるんだよ。」