10年前の約束。




『そして、金賞は…』


またしても緊張感に包まれるが

結果のわかった私はとくになにも思わない。


優希、そこから見る私は

一体どんな風に見えていますか…?


『9番、金子帆波さん。』


え……


「か、金子さん、おめでとうございます!」


「ありがと。」


思わず金子さんに話しかけた。


金子さんは涙目になって答えた。



……………いいな。