「やったぁー!!凛音ちゃんが次期総長だ!!」
「マジで嬉しい!!俺ぜってぇ鳳皇抜けねぇ!!」
あたしの一言でワァと倉庫内に響く歓声。
「オイオイ、お前等気が早すぎんだろ。りっちゃんが総長になるのは一年半後だぞ」
「お前等!俺が副総長になるんだからな!凛音の隣は俺のモンだ!!」
「お猿、なんならウチ来てもいいぞー?」
「はぁ?やだ!俺は鳳皇がいい!凛音と一緒がいいの!」
メンバー達と一緒になって騒いでいる陽にちょっかいを出しにいく嵐ちゃん。
筋肉馬鹿の嵐ちゃんにかかれば陽なんて子供みたいなもので、あっという間に抱えられてぶんぶんと振り回される。
あぁ、陽、可哀相……。
「凛音ちゃん、ありがとう」
「冬吾くん……」
「俺達、総長達の分まで凛音ちゃんの事護るから」
「……勇介くん、それはあたしの台詞だよ」
総長になるのなら、総長のあたしが皆を護らなきゃいけない。
その為には今のままじゃ駄目だ。
皆を護る為にもっともっと強くならなくちゃ。


