「取り敢えず捜しに行こう」
「そうだな。──優音、凛音と車で待ってろ」
「えっ!?なんで!?あたしも捜しに行くよ!」
車で大人しく待ってるとか絶対無理!
「馬鹿か。また捕まりてぇのかよ。何なら優音じゃなく俺が残ってやろうか?」
「いえ、いいです。いってらっしゃい」
嵐ちゃんからの有り得ない提案に一歩下がって力一杯拒絶する。
即答したあたしに「テメェ、可愛げねぇな!」と噛み付いてきたから、貴兄の後ろに隠れて威嚇してやった。
嵐ちゃんと二人っきりなんて冗談じゃない!
それなら優音と大人しく待ってた方が全然いいし!
「優音、これ車の鍵」
「あ、ありがとうございます」
「乗ったらすぐ鍵閉めるんだよ?」
「はーい」
優音の代わりに返事をして、ヒラヒラと手を振る。
「慧、行くぞ」
行くのを躊躇している慧くんを苦笑しながら呼ぶ貴兄。
慧くんが心配してくれるのはいつもの事だけど、今回は特に心配なのかなかなか足が動かないみたいだ。
「慧くん、大丈夫だよ。行ってきて」
「……うん。何かあったらすぐ連絡してね」
「うん。慧くん達もね。気をつけて」
不安げな顔であたしと優音を見てた慧くんだけど、笑顔で手を振るあたしと優音に少し安心したのか、最後はいつもの穏やかな笑顔を向けてくれた。
「大丈夫かなぁ……」
遠ざかって行く貴兄達の姿を見てたら今度はこっちが心配になってきた。
「そうだな。──優音、凛音と車で待ってろ」
「えっ!?なんで!?あたしも捜しに行くよ!」
車で大人しく待ってるとか絶対無理!
「馬鹿か。また捕まりてぇのかよ。何なら優音じゃなく俺が残ってやろうか?」
「いえ、いいです。いってらっしゃい」
嵐ちゃんからの有り得ない提案に一歩下がって力一杯拒絶する。
即答したあたしに「テメェ、可愛げねぇな!」と噛み付いてきたから、貴兄の後ろに隠れて威嚇してやった。
嵐ちゃんと二人っきりなんて冗談じゃない!
それなら優音と大人しく待ってた方が全然いいし!
「優音、これ車の鍵」
「あ、ありがとうございます」
「乗ったらすぐ鍵閉めるんだよ?」
「はーい」
優音の代わりに返事をして、ヒラヒラと手を振る。
「慧、行くぞ」
行くのを躊躇している慧くんを苦笑しながら呼ぶ貴兄。
慧くんが心配してくれるのはいつもの事だけど、今回は特に心配なのかなかなか足が動かないみたいだ。
「慧くん、大丈夫だよ。行ってきて」
「……うん。何かあったらすぐ連絡してね」
「うん。慧くん達もね。気をつけて」
不安げな顔であたしと優音を見てた慧くんだけど、笑顔で手を振るあたしと優音に少し安心したのか、最後はいつもの穏やかな笑顔を向けてくれた。
「大丈夫かなぁ……」
遠ざかって行く貴兄達の姿を見てたら今度はこっちが心配になってきた。


