警視庁の地下に特課部の本部がある。


本部と言ってもラウンジのような豪華な部屋みたいな感じ。


そこで特課部のメンバーは仕事をしている。


アルカナが出現しない時は主にデスクワーク。


アルカナについて過去の資料を元に調べたり、前回出現し倒したアルカナについての報告書を書いたりする地味な仕事。


胡桃が特課部に通勤する頃には大抵の仕事は終わっており、でも胡桃の仕事を見事に残してくれている。これは優しさじゃない。残す必要がどこにあるのだろうか。


確かに胡桃にとって特課部は学校よりも居心地が良いとは思っているけれど、勉強で疲れているのにデスクワークをさせるとは。


まぁ仕事だから仕方がない。


お給料も貰っているから文句は言えない。


アルバイトよりも高いから。