少しだけ嘘つきな世界。



アタシが心地よい波の音を静かに聞いていると瞬斗は花たち―アタシが好きな色とりどりのガーベラを一本ずつ海に浮かべていった。


夕日に反射してきらきら輝く波間に花たちは負けじとそれぞれの彩りを放った。


アタシはきっと来世でもこの景色を忘れない。