私には貴方だけ


「姫奈、今日の放課後は予定空いてる?」



「アラン」



私のスケジュールを管理しているのは私ではなくアラン。



「空いています。」




「空いているみたいです。」




「良かったら今日、倉庫に来ない?
やっとタバコの臭いが消えたんだ。完全に消すのは難しいから、前よりもって感じだけど」




「行きたいです!」



「じゃあ決まりだな」




やっと倉庫に行けるらしいです。



嬉しくて思わず大きな声が出てしまった。



少し恥ずかしくて縮こまる。